四郷地区TOP > 四郷サイト > トピックス > 防災訓練

四郷防災訓練実施
日時 平成19年3月11日(日)9時〜12時
 場所 四郷小学校校庭及び体育館内
 朝9時発災サイレンを合図に小鹿が丘、ガーデンタウン東日野、東日野町、西日野町、室山町、八王子町、小林町の各町自主防災隊をはじめとして子供会、婦人会(部)、南消防署、四郷分団、市内では初参加の陸・空自衛隊関係機関等500人が、明日起きるかも知れない地震に備えようと、住民が一丸となって訓練に取り組んだ。

 地震発生後各地区の第一次指定避難場所より第二次避難所の四郷小学校災害対策本部に終結し、避難状況を報告した。

 地区別3班に分かれてハシゴ車の乗車体験、消火器を使った初期消火、バケツリレー、AEDを用いた心肺蘇生法等、また陸上
自衛隊による災害派遣時の救助活動、写真パネルや偵察オートバイ等、特別訓練参加の説明に目を細め、大きくうなずくなどの光景が見受けられた。

 最後には可動式ポンプによる放水、明野駐屯地の飛行隊ヘリコプターが上空を20分程度旋回しながらの被害状況確認訓練があり、その後婦人会(部)の炊き出し訓練を試食し終了した。

 訓練にさんかされた方々は何かを得て帰られた事と確信しています。ご指導いただいた関係各位の方々、訓練に参加いただいた皆様方に深く感謝致します。
四郷連合自治会
会 長   後 藤  一 夫
      四郷防災訓練に参加して

 雨上がりの冷たい風の中での訓練であったが、大勢の参加者はそれぞれの項目に真剣に取り組み、終始熱心に訓練できた。
 なかでも、初期消火訓練での消火器の取り扱いは何の戸惑いもなく、誰もが指示どおり適確にできたし、バケツリレーでは「受け渡しは右手だけで」との指導で、やってみて「なるほど」と合点がいった。

 はしご車の乗車体験も新型の立派な消防自動車で、子供たちに人気があり好評であった。

 また、今回は自衛隊三重地方協力本部の協力を得て、軽装甲機動車、高機動車、その他人命救助セット、広報パネル等の展示があり興味深く拝見することができた。

 最後に婦人会(部)の皆さんの合作による非常食(炊き出し)の訓練も上々の出来で美味しくいただいた。

 この訓練の成果をあってはならぬ本番に生かしたいものである。


     小林町自治会長
         稲 垣  孝 雄
       炊き出し訓練に参加して

 強風のなか、婦人会(部)53名の協力のもとに炊き出し訓練を行いました。
 私自身、この訓練に参加させていただくのはまだ2回目であり、初心者同然の状態で当番町にあたり正直不安でした。

 前日の雨と強風の影響もあり、なかなか火が点かずご飯を1つ失敗! でも、先輩方のお陰で残りは何一つ問題もなく収めることが出来ました。本当に心強かったです。ありがとうございました。失敗作のおにぎりが当たった方、ごめんなさい。次はきっと上手く出来ます。

 この訓練を通して、四郷の人々の優しさ、仲の良さを改めて感じることが出来ました。
 今回はお天気の悪いなかでの訓練になりましたが、災害がいつも天気の良い日に起きるとは限りませんので良い体験になったと思います。

 そして、私のような初心者の人たちがもっと参加して経験していただけることを願っています。


      東日野町自治会女性部
           伊 藤  真 由 美
     はしご車にのせてもらったよ 

 3月11日(日)に、ぼうさいくんれんで、学校に来ました。
はじめに人こうこきゅうのしかたを教えてもらいました。
つぎに、はしご車に、のせてもらいました。学校のおく上でまで、上がったそうです。
本当は、それより高く、のぼれるそうです。のぼったとき、こわかった。けど、楽しかったです。
4年生の、ひなこちゃんと、みほちゃんとまりのたちで、のりました。お母さんたちも、のりたがっていたけど、大人は、こんどね。と言われてました。
上にのぼったとき、下にいる人が、アリに見えました。

   四郷小学校3年生



〈あとがき〉

震度6強を観測した能登半島地震が発生。
つい、先日の防災訓練がいよいよ現実味をおびて思わず身が縮む思いがしました。
自治会長さんのおっしゃるとおり、明日起きるかも知れない災害の発生時にも冷静沈着に行動が出来、
被害を最小にとどめる事が出来るよう、日頃から訓練を重ねることが大切だと感じました。

訓練直後に感想を寄せていただいたので、能登半島地震後にはやや緊迫感が薄いと
思われるかもしれませんがお含みください。(M)

伊勢新聞 3月13日(火)の記事(PDF:431kb)へ