四郷地域・学校合同防災訓練:2018年10月20日(土)

主催:四郷連合自治会、四郷自主防災隊、四郷小学校 

協賛:四日市南消防署、南部分署、四郷消防分団、サルビア分団、四郷地域寿老会、四日市市危機管理室、四郷市民センター

場所:四郷小学校 運動場

参加人員:約850人

 10月20日(土)午前8時30分にサイレンが鳴り渡り、「四郷地域・学校合同防災訓練」が始まりました。地域の皆さんは各町の避難場所へ集合後、訓練会場の四郷小学校へ移動しました。
そして、児童・園児も参加して、備えや体験の大切さを学びました。


参加したのは、四郷連合自治会や各町の自主防災隊・女性部、四日市消防団四郷分団、四郷小学校児童、四郷保育園児、四郷在宅介護センター、四日市南分署、四日市消防サルビア分団などおよそ850人。
児童・園児と地域の人が合同訓練するのは、市内でも少ないそうです。


煙道避難訓練では、園児も先生も、手やハンカチを口に当て身をかがめ、白い煙で前が見えにくい中を進みました。


地震啓発車で震度6の地震を体験。伏せていても激しい揺れで体がずれ動いてしまい、立ち上がることもできずとても怖かったです。倒れてきた家具の下敷きにならないように、家具の固定が大事だとの声が聞こえました。


車いすを使った搬送訓練では、下り坂は後ろ向きに降りますが、後ろ向きに座って不安に思っている車いすの人の気持ちになって操作することがとても大切なのが、自分も座ってみてよく分かりました。


土のう作りに初挑戦する人や児童もいて、土の入れ方や袋の口のしばり方、そして土のうを平らに積み上げて浸水を防ぐ方法を消防署員の方から教えていただきました。


その他、消火器による初期消火訓練や、体育館での三角巾の使い方や担架による救護のし方も体験しました。


四郷分団による放水訓練があり、日ごろの鍛錬の成果が披露されました。最後に、女性部の炊き出し訓練でおにぎりや豚汁がふるまわれ、児童と地域の人たちがいっしょにおいしくいただきました。

「いざ」というときに、この日の体験はとても役立つと感じました。ぜひ、次回の訓練にはさらに一般の皆さんが多く参加され、地域ぐるみの防災・減災に取り組んでいきましょう。

2018年11月22日:製作