平成20年3月2日(日)に四郷小学校で四郷地区防災訓練が行われました。
たくさんの人に参加していただき、防災意識を高めるとともに、
いざと言う時に備えて、救急措置などの方法を学んだり、消火訓練をを行いました。
参加機関
四郷連合自治会・自主防災隊・婦人会(部)・四日市南消防署
四日市南警察署・陸上自衛隊・四郷子供会・四郷地区市民センター


炊き出し訓練
お母さん方による炊き出し訓練。
避難所等での食事の確保は避難者にとって
何よりの支えとなります。
地震模擬体験
震度7の大地震を、実際に体で体験!!

子供を始め、大人もびっくりの体験でした。
本当に地震が起こったら
的確に対処できるでしょうか?
AED実施訓練
何よりやってみることが一番重要です。

最近、AEDという言葉を耳にされると思います。
AED(自動体外式除細動器)は、突然の心停止の際に起こる心室細動(心臓が細かく震え、本来のポンプ機能の役目を果たさない状態)に電気ショックを与え、心臓の動きを正常な動きに戻すことを試みる医療機器です。
2004年7月より医療従事者でない一般人でも使用できるようになり、病院、空港、駅、学校、公共施設等人が多く集まるところに設置されています。
AEDは、操作方法を音声ガイドがしてくれるため、簡単に使用することができます。
また、心臓の動き(心電図)を自動解析し、電気ショックが必要な方にのみ電気ショックを流す仕組みになっているので、安心です。
応急措置訓練
負傷者への対応も重要です。
布や風呂敷包みのいろいろな利用方法や
竹や布団を活用する搬送方法などを学びました。
はしご車乗車体験
はしご車体験は一番人気。

四郷地区が一望できました。
高いビルでも救助してくれるので安心。
自主防災隊放水訓練


自主防災隊による放水訓練。

少しでも早く消火活動が行えるよう
移動式小型ポンプで放水開始!!
なかなかの威力を発揮します。
普段でも力強い味方です。
消火栓による放水訓練
消火栓の開け方や放水作業の役割分担を
学びました。

一度、体験しておくだけで、普段の火事へも
対応しやすく、必ず役立ちます。
自衛隊による防災PR


自衛隊も参加し、防災PR

軽装甲機動車や
  災害派遣時の救助活動写真の展示
今後30年間に東南海地震は7割(最大)の確率で発生すると想定されています。
起こらない事を祈っていますが、万が一の場合に備えて
日常のこうした訓練で、「少しでも被害が最小となるなら」を念頭に訓練を重ねましょう。
ご家庭でも防災について、普段から家族で相談して避難方法など確認されてはいかがでしょうか?