室生神社(むろうじんじゃ)

四郷(よごう)ふるさとの道を歩くと見つかる室生神社。天白川沿いの道路から山側に入った四郷保育園のさらに奥にあり 四郷郷土資料館からもすぐ近くの室生神社。

室生神社

現地カンバンから引用

当社は村内を一望できる絶好の地にあり、「村の鎮守」として古くから多くの人々に親しまれ。敬愛されてきました。

創建の時期などは定かではありませんが、この村に「牟婁山」と云う名の神田/かんだ(伊勢神宮の用途にあてる田地)の存在したことが記録されており、その土地の人々の守護を願って祀られるようになったと言い伝えられています。

祭神は天照大御神/あまてらすおおみかみ(神明/しんめい)天児屋命/あめのこやねのみこと(春日明神/かすがみょうじん)大山(ネ氏)神/おおやまづみのかみ(山の神)の三柱、もとはそれぞれ場所も異なり、神明社と春日社と山神社/やまがみしゃの三社でした。このうち神明社は、古くは御厨神明社/みくりとも御厨神社とも呼ばれ、神宮の神田との関わりを伝えてきました。

江戸時代の後期、享和/きょうわ三年(西暦1803年)に神明社へ相殿/あいどの(同じ社殿に複数の神を祀る)の形で春日社を迎え、また明治時代になり本殿西隣へ山神社の祠/ほこらを遷して、現在の「室生神社」の形が確立しました。

石段を上りつめて拝殿の前に立つとき、自然の環境に恵まれたこの地を選び、守り続けてきた先人の優れた先見性と、弛/たゆみない努力をうかがい知ることができます 平成13年11月

ここまで

室生神社

室生神社

室生神社

場所:

2011年11月07日:製作 2013年7月30日更新 四郷ホームページ作成委員会