三重県四日市市八王子町370
四郷(よごう)地区の北側にある「秋の小径」やふるさとの道を歩くと見つかる吉田神社。天白川沿いの道路から山側に入った小高い丘陵地にあります。
現地掲示板より引用
現在(=2011年)、八王子秋の小径「吉田神社市民緑地」が開設されてから4年が経過します。ボランティア八王子では、主に薬師堂付近を中心に整備をしました。樹木と竹林の伐採、遊歩道作り、階段の設置、植樹などの作業を行ってまいましたした。。すっかり明るくなり市民緑地として市民の皆様の憩いの場となりつつあります。
現地配布のプリントから引用
吉田神社のいわれ 子供用
氏神様は、ほとんどの町にお祭りされています。神社では氏子(町民)の無事と健康と家や子孫の栄えることを祈ります。「氏神さま」と呼ばれ親しまれています。
神様は大木の生えている深い森の中心におしずまりになっています。この森を「鎮守の森/ちんじゅのもり」といいます。
人のいのちをこえて、何百年も生きている木を「ご神木」といって、注連縄(しめなわ)をはってたいせつにします。吉田神社はもとは「出雲の森」にありました。田んぼのまんなかにあって稲をまもってもらうために、「稲田姫の命/いなだひめのみこと」をおまつりしていました。また、八王子の町名のもとになった「八人のかみさま」=「五男三女神/ごなんさんじょのかみ」もおまつりしていました。ところが、たびたび大水の被害にあったため、吉田山にうつしました。このとき、神社名も「稲田神社」から「吉田神社」になりました。
この神社にお祭りしている主な神様は、お伊勢さんの神様(外宮・内宮)・・・天照皇大御神 豊受の大神
八王子の神様・・・五男三女神 たんぼの神様・・・稲田姫の命 山の神様・・・大山祗の神 お薬師さま・・・吉田山宝暦薬師の大神
他に地蔵石、姫神意思などもお祭りしています。
「神馬舎/しんめしゃ」に白馬がいます。本当は生きている馬で、神様の乗り物です。
神社にかかっている絵馬は、願い事を神様にかなえてももらうために奉納しました。今あるものは江戸時代(1603〜1867)の頃のもので、およそ200年前のものです。秀吉の朝鮮出兵や忠臣蔵や富士の巻き狩の図など、歴史の勉強になります。
ここまで
紅葉の季節には赤く染まるもみじなどにおおわれます。※もみじ祭りも行われています。
桜もキレイです
場所:
2011年12月9日:製作 2013年7月30日更新 四郷ホームページ作成委員会