星空コンサートを楽しみにして頂いていた皆様には大変申し訳ありませんが、今年2020年は新型コロナウイルスによる感染症が拡大している状況となり、来場者や出演者、関係各所の皆様の健康や安全性を優先し、コンサートを中止させていただくこととなりました。 今年は皆様に生演奏をお届けできませんので、私が委員長に就任させて頂いてからの11年間、12回のコンサートを振り返ろうと思います。 最初の第23回と、私が直接出演交渉をさせて頂いた、第28回以降のコンサートに対する私個人の思いや、演奏を依頼した経緯などの裏話を記させて頂こうと思います。 興味がありましたら、一読くださいませ。 |
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第24回 平成21年(2009年)9月26日 土曜日 オカリナ奏者の黒野宏通さんを迎え、様々な種類のオカリナとギターの演奏。 素朴なオカリナに音色に癒されました。 |
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第25回 平成22年(2010年)9月18日 土曜日 植村葉夏さん、山田幹子さんを迎え、2台のチェロによるアコースティックな音色を楽しませていただきました。 |
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第26回 平成23年(2011年)10月8日 土曜日 二胡奏者の梁天任(りょう・てんにん)さんを迎え、哀愁漂う弦の響を楽しませていただきました。 |
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第27回 平成24年(2012年)10月13日 土曜日 市内で沖縄料理店を経営されている 武富弘純(たけとみこうじゅん)さんを中心とするThe肥満人(ざ・ひまんちゅう)のみなさんを迎え、沖縄を感じるコンサートとなりました。 |
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第28回 平成25年(2013年)10月19日 土曜日 四郷郷土資料館 開館30周年記念 クラシック・ア・カペラのAura(アウラ)のみなさん。 女性5人のア・カペラで、歌曲はもちろん器楽曲などにもその曲にあった詩を引用し、五声で素晴らしいハーモニーを聴かせてくださいます。 個人的には2008年のテレビ朝日系列の「題名のない音楽会」、FM-NHKの「名曲リサイタル」の出演がきっかけでファンに。(笑) そして2011年にダメモトで声をかけさせてもらったところ、マネージャーさんがとても好意的に協力してくださり、この年2013年の10月18日に、たまたま名古屋でロビーコンサートが開催される予定があったことで、星空コンサートに出演していただけることになりました。 そしてこのコンサートに出演が決まった時、星空コンサートにピッタリで、個人的にとても好きな曲をリクエストさせていただきました。それが「星の世界」です。 今ではその年の演奏者がどのように聴かせて下さるのかが楽しみで、毎年リクエストさせていただいています。 |
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第29回 平成26年(2014年)10月18日 土曜日 アンサンブルポロッコリーさんで、鍵盤ハーモニカのアンサンブル。 ちょうどこの頃、個人的に鍵盤ハーモニカを始めるつもりでWEBを見ていて偶然ポロッコリーさんを知り、演奏を聴かせていただいて、是非星コンで演奏していただきたいとお願いし、実現しました。 童謡やポップス、クラシックや映画音楽など様々なジャンルの曲を、鍵盤ハーモニカという身近な楽器を使い、素晴らしいアンサンブルを披露していただきました。 この日、時間とともにだんだんと冷え込んできていて、最後に握手をさせてもらった時、とても冷たい手に驚き、この時から演奏者に対しても寒さ対策が必要と感じるようになりました。 ポロッコリーのみなさまには寒さに耐えながらの演奏となったこと、大変申し訳なかったと写真を見る度に思い起こされます。 |
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第30回 平成27年(2015年)10月10日 土曜日 マリンバのジュテームさんに演奏していただきました。 マリンバの演奏を聴きたいという思いはメンバーの総意で、四日市文化会館のアーティストバンクに登録されていたジュテームさんに出演依頼をさせていただきました。 ジュテームさんは四日市を中心に教室を展開されている、中日マリンバミュージックセンターのアンサンブルグループで、桂山たかみさん、菊池有花さん、藤井聖子さんの3人で3台のマリンバを使っての演奏を披露していただきました。 この年は四郷郷土資料館の南法面の工事で資料館が使えず、体育館での開催となりましたが、3台のマリンバは資料館の簡易ステージでは狭かったので、工事が逆に幸いとなったように思えました。 |
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第31回 平成28年(2016年)10月15日 土曜日 伊勢市在住のヴァイオリニスト高橋真珠(たかはしまたま)さんとハープの堀越恭子さんによるコンサートでした。 当委員会のホームページを見て頂いた高橋さんからお問い合わせいただいたのですが、出演者を決めるその年の最初の委員会開催日、その会議の30分前に自宅で倒れて入院というバタバタの中でしたが、委員会メンバーのサポートのおかげでスムーズに会議が進み、出演者が決まった、忘れられない年となりました。 出演頂くにあたって、お客さんにインパクトを与えられる形は何だろうと考え、あまり聴く機会がないだろうと、ハープとのデュオを高橋さんに提案したところ快諾いただけました。 そしてハープ奏者の堀越さんは、高橋さんと演奏できるならと、東京からグランドハープを愛車に載せて来てくださいました。 とてもありがたく、嬉しかったです。 |
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第32回 平成29年(2017年)9月30日 土曜日 名古屋を中心に、関東や関西でも演奏活動をしているポップ・クラシック・カルテットのFlyingDoctorさん。 鍵盤ハーモニカを中心に、ヴァイオリンやウクレレ、ピアノやトイピアノ、カホンなどのパーカッションにアコーディオンやバスクラリネットなど、たくさんの楽器を自在に操る、実に楽しい演奏をされる皆さん。 FlyingDoctorさんを知ったきっかけは2016年夏。Youtubeで、とても楽しそうに演奏される姿を見て、「生演奏を聴きたい!」とその2ヶ月後ぐらいに予定されていた一宮市民会館で開催されたコンサートに伺いました。 このコンサートを聴いて、「こんなにも楽しそうに演奏される人たちがいるんだ!」って思いました。 クラシックやポップス、オリジナル曲など、どれもいろんな楽器を駆使し、まるでオーケストラを聴いているような心地よさと楽しさを兼ね備えたグループだと感じ、終演後思わず「星空コンサートで演奏を!」とお誘いしてしまいました。(笑) この楽しい演奏を是非沢山の方に聴いていただきたいと、その翌年2017年に実現させていただきました。 |
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第33回 平成30年(2018年)9月29日 土曜日 二胡奏者の出會みゆきさんにお願いして、パーカッションやピアノを含めたアンサンブル形式で演奏していただきました。 出會さんは委員会メンバーからの紹介でした。 私は演奏をお聴きしたことがなかったので、自己紹介もかねて演奏会にもお邪魔させて頂きました。 この時はピアノとのデュオでしたが、中胡や高胡という楽器もあって、二胡を含めて「胡琴」ということを、初めて知りました。 星空コンサートでも中胡や高胡も演奏していただき、いろいろな音色が聴けて、楽しいコンサートになったと思います。 この日、大型の台風24号が接近していて、コンサート実施が危ぶまれましたが、無事に開催出来、ほんとうに良かったと思います。 |
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第34回 令和元年(2019年)9月28日 土曜日 ピアノとドラム・パーカッションのユニット「みずとたま」のお二人。 ピアニストの金沢昭奈さんは愛知県立芸術大学でピアノを学ばれた後、フランスに留学されてクラシックのみならず、JAZZも学ばれました。 金沢さんを知ったのは、名古屋市栄にある宗次ホールさんで弦楽四重奏(QuartetVitaさん)を聴いたときに、一緒に出演されていたのが最初でした。 その後、小規模な場所でパーカッションの三祢沢信さんと一緒に演奏された時に居合わせ、ピアノとパーカッションという組み合わせで、クラシックからポップス、ジャズまで演奏されているのを聴いて、魅せられてしまいました。 その後、機会がある度に演奏を聴かせて頂き、星空コンサートでも演奏して頂きたいと考えるようになりました。 昨年はコンサート開催時間に雨の予報がでていたこともあり、体育館での開催となりましたが、電子ピアノではなく、グランドピアノで演奏していただけたので、雨の予報が幸いしたように思えます。 この時の演奏(全部ではありません)がYoutubeで聴けますので、もう一度聴きたいとか、聴き逃してしまった方は是非ごらんください。 星空コンサート実行委員会チャンネル |
今年2020年はコンサートやライブが軒並み中止や延期となり、なかなか生の音楽に触れる機会がなく、寂しく思っていましたが、感染症対策と入場制限をすることで、少しずつ演奏を聴ける機会が増えてきていることで、希望が持てるようになってきました。 来年、2021年は我々実行委員会も感染症対策を検討し、開催できるように進めていきたいと思います。 そしていろんな形で音楽を提供してくださる方が、たくさんいらっしゃいます。 私自身もっとアンテナを広げて、皆様に楽しんで頂けるコンサートを企画できるよう、取り組んでいきたいと思います。
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