平成22年(2010年)9月18日 土曜日
大正ロマンの面影を残す、四郷郷土資料館。
この前庭で第25回星空コンサートが開催されました。

今年は植村葉夏さん、山田幹子さんを迎え、2台のチェロによるアコースティックな音色を楽しませていただきました。


主催:星空コンサート実行委員会
後援:四郷郷土資料保存会(旧昭友会)
応援:四郷まちづくり協議会 文化部
入場者数:約150名


13:00より準備を始める予定でしたが、四郷郷土資料保存会の皆さまがいち早く、舞台作りの準備を進めて頂いていた事と、文化部からたくさんの応援を頂いたことで、いつもより1時間ぐらい早く準備が整いました。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

18:30にコンサートが開始。
天候に恵まれたこの日、昼間は少々汗ばむような暑さも感じられましたが、コンサートが始まる頃には暑さはなくなり、心地よい気候になりました。

そんな会場では、2台のチェロで奏でられるきれいなハーモニーと、秋の虫たちのコーラスに包まれました。
アコースティックなチェロの音色はとても柔らかく、心が豊かになるように感じられ、皆さん ゆったりとした面持ちで聴き入っておられるようでした。


途中、風が吹いて楽譜がめくれてしまい、演奏者のお二人を慌てさせるハプニングがありましたが、屋外コンサートのため止むを得ないことでしょう。
素晴らしい演奏の前には些細なことでしかありません。

どちらかと言うと、普段チェロの生演奏を聴く機会ってあまりないと思います。
そんなチェロのデュオを聴く機会ができて、本当に良かったと思います。
観客の皆さんもきっと満足された事と思います。

演奏曲:
 2つのチェロのためのソナタ(モーツァルト)
 2つのチェロのためのソナタ(ロッシーニ)
 モーツァルトの主題による変奏曲(ドッツアー)
 白鳥(サン=サーンス)
 ユーモレスク(ドヴォルザーク)
 モーゼの主題による変奏曲(パガニーニ)

このように薄い雲が広がっていたので、
「満天の星空」とはいきませんでしたが、
気持ちの良い秋の夜を過ごせました。